
2010年9月4日
白内障というのは,水晶体という目の中にある器官が白く濁ってしまう病気です.白内障にかかると,視力が徐々に低下しますが,これは,カメラのレンズが曇っていると写真がぼやけてしまうのと同じことなのです.白内障になると,まわりのものがぼんやりかすんで見えることになります.
程度の軽い白内障で,視力にはそれほど影響が出ていないケースであれば,内服薬や点眼薬などを使った進行予防の治療が行なわれます.今のところ,開発されている抗白内障薬は,すべて白内障の進行を予防する効果を持ちますが,完全に進行を阻止するというわけではありません.
さて,白内障の治療に用いられる薬には,どのようなものがあるのでしょうか?内服薬としては,白内障進行予防に有効であるとされる唾液腺ホルモン製剤をあげることができるでしょう.またアルドース還元酵素阻害剤は,主として糖尿病性白内障の治療に用いられるものです.
白内障を防ぐと言われている食品には,大豆や玄米,ごまといったビタミンEを多く含むものや,レバー,納豆,いわしといったビタミンB2を多く含むもの,また,柑橘類や緑黄色野菜などのビタミンCを多く含むものが挙げられます.積極的に摂取し,目の健康に役立てたいものです.

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