背中の痛み



2010年3月17日

背中の痛みを感じる人は,最近増えて来ているようです.生活習慣や仕事の形態の変化で,デスクワークをする人が多くなっているからです.ほとんど動かず,座ったままの同じ姿勢で一日を過ごす人も少なくありません.さらに,背中の痛みが,腰痛や肩こりと同じように,コリだけが原因でない場合もあります.
一般的な背中の痛みは,背骨のずれやゆがみによって起こることが多くあります.脊柱の骨がずれると神経を圧迫し,激しい痛みを感じることがあります.また,骨の間のクッションに損傷が起こり痛むこともあります.多少のずれや筋肉のコリは,指圧,按摩で治療しますが,整形外科での治療が必要なこともあります.
背骨と共に,内臓疾患による原因も多くあります.たとえば膵炎は,すい臓が胃の背側にあるため背中の痛みとなります.また,小腸・大腸などの不調,肝臓が弱っている,胃が疲れている,などでも背中の痛みを感じることがあります.背骨にこだわらず,内科の検診を受けることも大切です.
背骨には、多くの神経が集まっています.また,東洋医学でいう経絡的にも,消化器系、呼吸器系、循環器系などの多くのツボが集中しています.そのため,背中の痛みは,単なるコリやハリだけでなく,重要な内臓疾患の可能性もあります.よく注意して対処することが大切になります.



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