節分草



2010年9月4日

節分の行事である豆まきは,小学校などでほとんどの人が経験していると思います.2月3日には,外に向かって「鬼は外」と叫びながら豆をまき,内側に向かって,「福は内」と言いながら豆をまく.そして,まいた豆を自分の年齢の数だけ拾って食べると,一年間風邪をひかないと言われています.
節分の豆まきには,厄を払うという意味があります.節分の豆まきは,平安時代に起源のある「追儺」という行事から生まれたものだと言われています.追儺というのは古くは中国に起源をもつ鬼払いの儀式で,大晦日などの節目に,宮中で行われていた年中行事のことです.
節分の行事には,豆まきの他に,恵方巻きを食べるというものもあります.恵方巻きというのは海苔巻きのことですが,これを丸ごと,その年の恵方を向いて食べるというものです.これには福を巻く,そして,切らずに食べることから,縁を切らないという意味が込められています.
節分の豆には,鬼をやっつけるための工夫がされています.生の大豆ではなく炒った大豆を使うのは,食べやすくするためではなく,鬼の嫌いな火気を帯びさせるためだということです.昔から伝わる習慣には,いろいろな意味や願いが込められているので,行事に参加する際には,起源などについて話を聞いてみると面白いかもしれません.



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