
2010年2月9日
節分草は,キンポウゲ科の植物で,初春に咲く花です.節分の頃に咲くと言っても,地域ごとに差があり,ちょうど節分に咲くというわけではありませんが,植物の少ない時期に咲き,初春の訪れを感じさせるため,春先の植物園などでは人気の高く,ポピュラーな山野草の一つです.
節分草は,日本国内では関東よりも西側でしか見ることができません.節分の頃である2月というと,関東よりも東や北ですとまだ雪が多く残っていることもあり,植物が地表に出てくるにはもう少し待たないといけないという頃です.それゆえ,節分草は中部,関西などで,よりポピュラーなようです.
節分草は野生のものがほとんどですが,中にはガーデニング用に販売しているものもあります.山歩きなどに行くと露店などで山の植物を売っているところがありますが,そうしたところで手に入ることもあります.山の植物を育てるのは難しいですが,節分草は庭にあるとかわいらしくて,心が和みます.
節分草は,初春の訪れを知らせてくれる,季節感あふれる植物です.都会や家の中にいると気が付きにくい季節の変化を,こうした植物の知らせによって感じるというのはとても情緒あることです.植物の癒しの効果というのは,こうした気づきをもたらしてくれるというところにもあるのかもしれません.

無断転載・転用禁止
(C)cherryshouse.net