姓名判断



2010年3月15日

「姓名判断」は,現在,日本で流行している占いの中で,常にスタンダードな位置をキープしている占いです.姓名判断とは,名前の字画を数えて,その人の幸福や不幸を判断できるとする占いです.日本では,昭和の初期に爆発的な流行があり,戦後のベビーブームに乗じて復興してきました.現在,どこの書店でも,姓名判断の本が占いコーナーにたくさん並んでいます.
現在,日本の姓名判断で使われている大本になっているが,昭和初期に活躍した熊崎健翁(1881〜1961)という人の創り出した,「五聖閣流」という判断法です.これは「康煕字典」や「字源」を準拠として,旧字体で姓名の画数を教える方法で,姓を天画,姓名を人画,名前を地画,天格と地格の対になる数を加算した外格,すべてを合計した総格の5つの格に分解して,総合的に名前の良否を判定します.そして名前の全体的な吉凶から,その人の運命を判断するのです.
姓名判断の用語を解説します.まず,姓の漢字の画数の総計を天格と呼びます.天格は,祖先運を表しています.人格は姓の最後と名前の最初の合計です.名前の中心にあたる部分で,家庭・仕事・結婚運,20代くらいまでの運勢を表し,主運とも言われます.地格は名前の合計で,性格・才能・金運・適職,幼年期から中年期までの運勢を表します.外格は総格から人格を引いた数で,家族・職場などの外因的要素,対人関係・社会的環境の運勢を表します.
姓名判断の流派について説明します.姓名判断の流派は星の数ほどあり,主な違いは,1.画数の数え方,2.天格・外格の数え方の2点です.1の画数の数え方は「本体字」か「新体字」です.どちらが正しいかというとどちらも正しい考え方だと思います.2の場合,苗字・名前が1文字だと霊数を上につけたり下につけたりします.外格と人格が同じになるのを避けたり,「天格は先祖からの授かりものだから足さない.」「いや,一字姓には天からの恵みがあるから霊数の加護がある」などなど考え方がいろいろなのです.



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