
2010年9月4日
消費者金融においてブラックと呼ぶ場合は,ブラックリストに掲載されている人物のことを指すことが多いようです.それでは,ブラックリストというリストは本当に存在するのでしょうか? またブラックリストに載るとお金が借りれなくなるというのは本当なのでしょうか?
融資の申し込みがあった場合,消費者金融業者は,個人信用情報機関に照会して,調査をしますが,その際に支払いが滞る「延滞」「事故」(業界用語)が発生していた場合,「異動情報」と呼ばれる特別な情報が記載され,以降,数年間融資が受けられないペナルティが発生します.これがブラックリストの正体です.
どのくらい支払いが遅れると延滞扱いになるでしょうか? 本来の支払い予定日から「3ヶ月間支払いが遅れた時点」で延滞扱いとなり,異動情報が個人信用情報機関に登録されます.延滞後に支払いをしてて完済することを 「延滞解消」 と言います.延滞解消後も延滞後に完済したという事実が1年間記録として残ります.そして,延滞情報は登録されてから「最低5年間は参考情報として残り」ますので,延滞解消になっていても参考情報が消えない限り延滞と同じ扱いを受け審査は通りません.
ブラックリストに載る(延滞情報が信用機関に掲載)と,どのような事情があっても審査はNGという消費者金融がほとんどです.消費者金融業者は「全情連」と呼ばれる個人信用情報機関に加盟していますが,銀行やクレジットカード会社は別の信用機関を利用しています.消費者金融が,これらの信用機関の情報を照会することはまずありませんので,銀行やクレジットカードで延滞が起きても消費者金融から借りる場合は関係ありません.しかし逆に消費者金融でブラックに載ってしまうと,クレジットカードや銀行は100%審査が通りません.

無断転載・転用禁止
(C)cherryshouse.net