斜視手術



2010年9月4日

斜視手術は先天性のものや,生後すぐに症状が発見された場合は,概ね3歳くらいまでに手術を行うことが多いようです.これは斜視は単なる黒目の位置の変異という外見的な症状だけではなく,両眼で見たものを脳で1つに統合するという機能の発達に悪影響をきたす場合が多いからです.
斜視で手術を行うのがいちばん多いとされているのが「内斜視」です.内斜視は斜視の中でも約70%を占める症状で,小児期に多く見られます.片目が内側に寄っている状態で,目の焦点を合わせるのに強く関係しているものとそうではないものに分けられ,治療方法も異なってきます.
斜視は手術のほかにも矯正用具を用いて治療を行うこともあります.例えばコンタクトレンズやメガネ,アイパッチなどを使い,目の位置のずれ,両眼で物を見る機能などを回復させます.ただし治療法は斜視の種類や程度,年齢などにもよりますので,医師の適切な判断を仰ぎましょう.
斜視の手術は,目に繋がる筋肉の力を調節したり,筋肉が付着する位置自体を変える場合もあります.手術はたいていの場合30分程度で終わりますが,特に患者が子供の場合,全身麻酔をかけることが多いですので,数日間入院することもあります.また,手術後,元に戻ってしまい,再度手術を行うことも多いようです.



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