斜視手術



2010年3月16日

斜視手術は,生まれつきや生後すぐに症状が発見された場合,できるだけ早期に(たいていの場合3歳くらいまでに)行います.というのも,斜視は黒目の位置に異常があるという外見的な症状のほかに,左右の目で見たものを脳で1つに統合するという機能の発達を阻害してしまうからです.
斜視で手術を行うのがいちばん多いとされているのが「内斜視」です.内斜視は斜視の中でも約70%を占める症状で,小児期に多く見られます.片目が内側に寄っている状態で,目の焦点を合わせるのに強く関係しているものとそうではないものに分けられ,治療方法も異なってきます.
斜視には手術以外にもさまざまな治療法があります.例えば矯正ですが,メガネやアイパッチなどを使用して,両眼で物を見る機能の回復や,目の位置のずれなどを治していきます.ただし,手術を行ったほうが適切な場合もあり,斜視の種類や程度,年齢を総合的に医師に判断してもらってから治療しましょう.
斜視の手術は,目に繋がる筋肉の力を調節したり,筋肉が付着する位置自体を変える場合もあります.手術はたいていの場合30分程度で終わりますが,特に患者が子供の場合,全身麻酔をかけることが多いですので,数日間入院することもあります.また,手術後,元に戻ってしまい,再度手術を行うことも多いようです.



無断転載・転用禁止
(C)cherryshouse.net