ジェムケリー



2010年3月17日

ジェムケリーは,日本の宝飾品ブランドです.アレキサンドライト,パライバトルマリン,ピジョンブラッドルビーといった,今までは知る人ぞ知る,というマニアックな宝石にスポットを当てたことで,急成長を遂げました.パライバトルマリンをはじめとするこうした石は,産出量も少ない上に高品質なものをもっと少なく,裸石単位で買ってお気に入りのデザインに仕立てるというオーダーメイドが一般的だったのです.
ジェムケリーのセカンドブランドともいえる,ディッチャ.スペイン語で「幸せ」と「喜び」を意味しています.高額ラインは百万円クラスですが,こちらは数千円から買える手に入りやすい値段帯になっています.シルバーアクセサリーをはじめ,ピンキーリング,ブライダルリングと,より多くのニーズに応えたラインといえるでしょう.
ジェムケリーのメンズラインである,セッテとは,イタリア語で幸運の数字である「7」から名づけられました.「ラグジュアリーかつアヴァンギャルドなデザインで,上品さとセクシーのバランスを保つ ツイてる男のシルバーアクセ.幸運は,幸運を身につける人に舞い降りる.」がコンセプトです.雑誌のLEONにも掲載されています.
ジェムケリーの販売手法について批判が多いです.ただ高額品の販売というのは難しいものです.住宅にしろ,車にしろ,高額品では何度も顧客に接触するのが常道です.ジェムケリーでもそれを実行したにすぎないわけですが,一般的な宝飾店の販売と違っていたのは,限られた富裕層だけでなく,一般的な客層にも販売したことです.その分,売上げは伸びたのですが,いわゆる「背伸びして買ってしまった」人からクレームが舞い込むようになってしまいました.ジェムケリー側はよりブランドイメージを向上するために,2006年からは強引な販売手法をとらない旨,言明しています.



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