トイカメラ



2010年3月17日

トイカメラ(toy camera)とは,おもちゃに分類レンズ付きフィルム(「写ルンです」などに代表されるシャッタースピードや絞り,距離などが自動のいわゆる”馬鹿ちょんカメラ”の仲間である.日本製は基本的にちゃんと写るのでその点,誤解が無いように.もともとはロシアや中国などで生産された作りの粗雑なカメラのことで,いわゆるおもちゃ(トイ)みたいなカメラという意味であるので,日本の勤勉なメーカー群とは対極をなすその製品と言って良い.
トイカメラと言っても2種類ある,「おもちゃとして作ったカメラ」と「おもちゃになっちゃったカメラ」である.LOMOのスメハチとかLC-A,ルビテル(こまおカメラ),は「ちゃんと製品として作りました」という感じがする.最近では,トイカメラが,その性能をアピールするコマーシャルを見かけるが,それは愚の骨頂といえるだろう.
トイカメラには様々なメーカーがあるが,かの有名なLOMO(ロモ)社は,ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクで1914年2月4日に設立された有限会社・国立光学器械工場(Государственный Оптико−Механический Завод,GOMZ)を前身とし,1962年レニングラード(1924年ペトログラードから改名)に誕生した.
個人的なオススメは,ローライの「ローライフレックス2.8F」の二眼レフカメラをモデルに設計された「ローライフレックス ミニデジ」である.手の平に納まるミニチュア版で,デジタルカメラでありながら撮影手順や,上から覗く撮影スタイルは二眼レフ流と新旧を同時に味わうことができる.そして,仕上がる画像は正方形である.仕上がりもなかなかおしゃれな逸品である.



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