生前贈与
生前贈与とは,文字通り,被相続人が死亡する前に,自分の財産を人に分け与えてしまう行為です.各個人の財産は,各個人の意思によって自由に処分できるのが原則です.相続財産の処分は通常二つの方法で行われます.一つは,生前贈与で,一つは遺言(遺贈)です.
ところで,生前贈与が有効になるには,当然確認すべきことがあります.1つ目が,贈与税と相続税の節税額の分岐点を確認しておくこと.2つ目は,遺産分割のトラブルとならないように注意すること.3つ目は,贈与契約書を作成し公証人役場で確定日付を取っておくこと.そして,4つ目が,相続開始前3年以内の相続人に対する贈与は相続財産として加算されることを確認することです.
生前贈与を活用した節税対策として,配偶者控除を利用する方法があります.条件は,婚姻期間20年以上の配偶者からの贈与であること,および,居住用不動産または,居住用不動産を取得するための金銭の贈与であることです.控除額は,2000万円(基礎控除含め2110万円)です.
相続税は,5000万円×法定相続人数という基礎控除や,配偶者税額軽減などの措置が取られているために,かなり多額の遺産総額の見込みがないと発生しないので,生前贈与などが税制上効果を生むケースはごく少数といえるかもしれません.
[PR]検索上位にするSEO対策・テンプレート
更新日:2009/10/8 17:42:23









